1. 豊国工業株式会社とSDGsとの関係性
弊社は、経営理念である「治水・利水事業を通じて国土保全に貢献し、
国民の生命財産を守り続けます」のもと、
水門事業を通じて自然と社会との共生の実現に向けた活動を展開しております。
また、事業活動を通じて水門設備の洪水調整機能の強化、大規模地震や津波への対策、
インフラ設備の老朽化対策、といった今日の社会が直面する問題に取り組み、
これらの活動によってSDGsが掲げる強靭かつ持続可能なインフラや都市の構築、
気候変動やその影響に対する対策、といった目標の達成に貢献することを目指しています。
国民の生命財産を守り続けます」のもと、
水門事業を通じて自然と社会との共生の実現に向けた活動を展開しております。
また、事業活動を通じて水門設備の洪水調整機能の強化、大規模地震や津波への対策、
インフラ設備の老朽化対策、といった今日の社会が直面する問題に取り組み、
これらの活動によってSDGsが掲げる強靭かつ持続可能なインフラや都市の構築、
気候変動やその影響に対する対策、といった目標の達成に貢献することを目指しています。
SDGsとは

SDGsとは、2015年9月の国連総会で採択された
「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」
の中で示された2030年に向けた具体的行動指針のことであり、
17のグローバル目標と169のターゲット(達成基準)から成り立っています。
SDGsは、全世界規模での参加が求められており、企業においても、
事業活動を通じた貢献が求められています。
「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」
の中で示された2030年に向けた具体的行動指針のことであり、
17のグローバル目標と169のターゲット(達成基準)から成り立っています。
SDGsは、全世界規模での参加が求められており、企業においても、
事業活動を通じた貢献が求められています。
2. SDGsの目標に対する取り組み
SDGs目標 | ターゲット | 取組 | |
---|---|---|---|
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9.1 |
すべての人々に安価で公平なアクセス に重点を置いた経済発展と人間の福祉を 支援するために、地域・越境インフラを 含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ 強靭(レジリエント)なインフラを 開発する。 |
既設水門やダムの更新、維持管理 を通じて、インフラの老朽化対策に 取り組み、インフラ長寿化による 社会資本の維持に取組んでおります。 |
![]() |
11.5 |
2030年までに、貧困層および 脆弱な立場にある人々の保護に焦点を あてながら、水関連災害などの災害に よる死者や被災者数を大幅に削減し、 世界の国内総生産比で直接的経済損失 を大幅に減らす。 |
東日本大震災の復旧、復興事業、 大規模地震、津波の到来が懸念される 地域に対する堤防、水門の設置等、 災害対策に取組んでおります。 台風や集中豪雨等、気候変動の 影響により頻発化、激甚化する 自然災害から国民の生命、財産 を守るべく、堤防の強化、 ダムの設置等、河川の洪水調節機能 の強化に取組んでおります。 |
11.b |
2020年までに、包含、資源効率、 気候変動の緩和と適応、災害に対する 強靭さ(レジリエンス)を目指す 総合的政策及び計画を導入・実施した 都市及び人間居住地の件数を大幅 に増加させ、仙台防災枠組2015-2030 に沿って、あらゆるレベルでの総合的な 災害リスク管理の策定と実施を行う。 |
||
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13.1 |
すべての国々において、気候関連災害 や自然災害に対する強靭性 (レジリエンス)及び適応の能力を 強化する。 |
|
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15.4 |
2030年までに持続可能な開発に 不可欠な便益をもたらす山地生態系の 能力を強化するため、生物多様性を含む 山地生態系の保全を確実に行う。 |
事業所周辺の環境や生物の保全活動等 を通し、事業活動を行う地域環境への 配慮や周辺の自然環境への影響を最小限 に抑える、もしくは修復する等環境に 配慮した施工に取組んでおります。 |
15.9 |
2020年までに生態系と生物多様性の 価値を、国や地方の計画策定、 開発プロセス及び貧困削減のための 戦略及び会計に組み込む。 |
3. 弊社のSDGsへの貢献に関連した技術開発



弊社は、水門を遅延なく閉鎖し、河川の洪水防御や、津波・高潮等の潮位上昇に
対応するための技術として、水門自重降下システム「サットクローズ」を開発しました。
これは、通常左右の同調制御が難しく自重降下が困難とされる2モーター2ドラム式の水門において、
自重降下を可能とする技術で、洪水や津波、高潮等の水害の危険が高まった緊急時に自重降下によって
速やかに水門を閉めることが可能になります。
サットクローズには、電動機によって動作をアシストする「E型」、
動力電源が確保できない場合でも制御電源のみで自重降下可能な「H型」、
電源が完全に喪失した場合でも人力によって操作可能な「M型」があり、
弊社は様々な環境下で水害に対するレジリエンスを強化し、
自然災害に対してより強靭なインフラの実現へ貢献していきます。
対応するための技術として、水門自重降下システム「サットクローズ」を開発しました。
これは、通常左右の同調制御が難しく自重降下が困難とされる2モーター2ドラム式の水門において、
自重降下を可能とする技術で、洪水や津波、高潮等の水害の危険が高まった緊急時に自重降下によって
速やかに水門を閉めることが可能になります。
サットクローズには、電動機によって動作をアシストする「E型」、
動力電源が確保できない場合でも制御電源のみで自重降下可能な「H型」、
電源が完全に喪失した場合でも人力によって操作可能な「M型」があり、
弊社は様々な環境下で水害に対するレジリエンスを強化し、
自然災害に対してより強靭なインフラの実現へ貢献していきます。