2014年4月入社 新卒・近畿大学工学部卒
生産技術部 設計グループ 生産設計チーム
古河 裕貴
幅広い知識が必要な「設計」という仕事。達成感を感じながら、日々学んでいます。
緊張して赴いた、初めての大型設備の据え付け。
穀物を乾燥・保管・搬送する農業用設備に関する設計を担当しています。現在は、基本設計チームから受け取った施設全体の設計を基にして、ベルトコンベア、昇降機、搬送機、タンク、配管部品など様々なパーツの図面作成を行っています。北海道や東北など実際の据付現場に出向いて現場作業を指揮・管理したり、完成後の乾燥機の運転指導なども担当しています。現地に出向くことで、ユーザーの方々と直接話せる機会が多く、その際に「よく頑張ってくれたね」と声をかけられると嬉しく感じます。また今年は初めて大型のカントリーエレベーターの据付を主担当として現地で最初から最後まで指揮しました。自分より年上の職人さんたちに対して、緊張しながらも説明を重ねて、計画よりは遅れたものの、ケガもなく完成した時には、とても達成感を感じましたね。
若くても任される職場で、挫折に負けない心を育む。
大学の就職課で当社のことを知りました。設計を仕事にしたいという気持ちと、農業に関する事業は生きるために必要な事業であり、安定性が高いと考えて応募しました。実際に仕事を始めてみて、機械工学だけでなく、流体力学や電気など、幅広い知識が必要な分野であり、とても勉強になる仕事だと思います。わからないことも質問しやすく、些細なことでも相談に乗っていただけるのがありがたいですね。若くても大きな仕事を任せてもらえるので、自分を活かせるチャンスも多いと思います。社内でゴルフ好きな方々が多く、そこに参加してラウンドを回ることもあるんですが、それによって工場の方々に話しかけやすくなり、仕事もしやすくなったと思います。思うようにならない時もありますが、それでも気持ちを切り替えて前に進むことが社会だということをここで教えられ、鍛えられました。就活をされる方々も、望み通りにならないこともあるでしょうが、挫折に負けず前を向いて欲しいと思います。